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東日本大震災の発生から3ヶ月が過ぎた。
死者は1万5000人を超え、今も9万人以上が避難生活を余儀なくされている。警察庁によると震災による死者は約1万5400人となったらしい。
原発事故で避難を余儀された方々も含めて、被災者の方々にとっては、まだ先行きが見えず、不安を抱えておられる方々が多いだろう。
家族や家を失い、仕事まで失った人にとってこの3ヶ月は、どんな気持ちで過ごされたことだろうか?
人間は夢や希望がないと生きていけないというが、小さな喜びや幸福感を味わうことが出来ているのか?
災害に遭わずとも、生きている限り人は悩むものだが、家族や財産を一瞬に失う悲しみは想像を超えるものがある。もし自分が直面したら耐えられるのだろうか?
そんなことを震災関連のニュースを見るたびに感じてきた。
昨夜、『「無常」とは、同じ状態は続かないこと』という言葉が、テレビの方から突然耳に飛び込んできた。
声の主は、日本の小説家であり天台宗の尼僧でもある瀬戸内寂聴さん。
『いま以上に不幸になることはあり得ない。もうこれ以上の困難は起こらないのだと、私たちは上向きになるしかないのです。そのことを信じる。
どんなに雨が降り続いても、必ずやってくる晴れの日をじっと待つのです。』と。
春は必ずくる〜瀬戸内寂聴さんからのメッセージ〜
http://www.youtube.com/watch?v=P6eEWiScRw0&feature=related
死者は1万5000人を超え、今も9万人以上が避難生活を余儀なくされている。警察庁によると震災による死者は約1万5400人となったらしい。
原発事故で避難を余儀された方々も含めて、被災者の方々にとっては、まだ先行きが見えず、不安を抱えておられる方々が多いだろう。
家族や家を失い、仕事まで失った人にとってこの3ヶ月は、どんな気持ちで過ごされたことだろうか?
人間は夢や希望がないと生きていけないというが、小さな喜びや幸福感を味わうことが出来ているのか?
災害に遭わずとも、生きている限り人は悩むものだが、家族や財産を一瞬に失う悲しみは想像を超えるものがある。もし自分が直面したら耐えられるのだろうか?
そんなことを震災関連のニュースを見るたびに感じてきた。
昨夜、『「無常」とは、同じ状態は続かないこと』という言葉が、テレビの方から突然耳に飛び込んできた。
声の主は、日本の小説家であり天台宗の尼僧でもある瀬戸内寂聴さん。
『いま以上に不幸になることはあり得ない。もうこれ以上の困難は起こらないのだと、私たちは上向きになるしかないのです。そのことを信じる。
どんなに雨が降り続いても、必ずやってくる晴れの日をじっと待つのです。』と。
春は必ずくる〜瀬戸内寂聴さんからのメッセージ〜
http://www.youtube.com/watch?v=P6eEWiScRw0&feature=related
今回の大地震。
沢山の人にとって価値観を大きく変える出来事になるだろうと感じている。
地震に伴う津波でダメージを受けた原発がもたらす二次被害は未だ収束の目処もたっておらず、農業・漁業・観光等の被害と被災地の復興費用とあわせて今後膨大な金額に膨らむにちがいない。様々な経路を通して放射能の人体への内部被爆が現実となり、もし拡散でもすれば恐らく集団訴訟に発展する可能性は高い。それが総人口の約2割近くを占める首都圏に拡散すれば薬害エイズ訴訟や水俣病訴訟の規模の比では無く、その補償費用だけで国自体が破綻しかねない。
心配される電力不足については日本の各家庭や企業なら懸命に節電に努めるに違いない。しかしここ数年の急激な猛暑を思うと相当な犠牲を強いられることになるだろう。不況からまだ立ち直れて居ない状況に追い討ちをかけるように一層の企業の生産性や商業活動に影響を及ぼし、経済活動がまた低迷するように思える。
大自然の脅威の前には人の力など殆ど役に立たないことを思い知らされた気がする。
今はただ自分にできる事を大切にしながら生き、現地の復興や被害者の方々の心の痛みが和らぐ日が一日も早く訪れるよう願うばかりだ。
沢山の人にとって価値観を大きく変える出来事になるだろうと感じている。
地震に伴う津波でダメージを受けた原発がもたらす二次被害は未だ収束の目処もたっておらず、農業・漁業・観光等の被害と被災地の復興費用とあわせて今後膨大な金額に膨らむにちがいない。様々な経路を通して放射能の人体への内部被爆が現実となり、もし拡散でもすれば恐らく集団訴訟に発展する可能性は高い。それが総人口の約2割近くを占める首都圏に拡散すれば薬害エイズ訴訟や水俣病訴訟の規模の比では無く、その補償費用だけで国自体が破綻しかねない。
心配される電力不足については日本の各家庭や企業なら懸命に節電に努めるに違いない。しかしここ数年の急激な猛暑を思うと相当な犠牲を強いられることになるだろう。不況からまだ立ち直れて居ない状況に追い討ちをかけるように一層の企業の生産性や商業活動に影響を及ぼし、経済活動がまた低迷するように思える。
大自然の脅威の前には人の力など殆ど役に立たないことを思い知らされた気がする。
今はただ自分にできる事を大切にしながら生き、現地の復興や被害者の方々の心の痛みが和らぐ日が一日も早く訪れるよう願うばかりだ。